約 7,114,411 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5893.html
このページでは、家庭用シリーズ『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』(判定なし)及び以下の続編について紹介する。 『太鼓の達人 ドキッ! 新曲だらけの春祭り』(判定なし)『太鼓の達人 あっぱれ三代目』( 良作 )『太鼓の達人 わくわくアニメ祭り』(判定なし) 太鼓の達人 タタコンでドドンがドン 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 「わくわくアニメ祭り」まで共通の点 本作の問題点 総評 太鼓の達人 ドキッ! 新曲だらけの春祭り 概要(春祭り) 特徴・評価点(春祭り) 問題点(春祭り) 総評(春祭り) 太鼓の達人 あっぱれ三代目 概要(三代目) 評価点(三代目) 問題点(三代目) 総評(三代目) 太鼓の達人 わくわくアニメ祭り 概要(アニメ祭り) 問題点(アニメ祭り) 評価点(アニメ祭り) 総評(アニメ祭り) 余談(アニメ祭り) 太鼓の達人 タタコンでドドンがドン 【たいこのたつじん たたこんでどどんがどん】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 タタコン同梱版 2002年10月24日ソフト単品 2003年3月27日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 なし ポイント 記念すべき第1作目苦行のサバイバルコースをはじめ粗が目立つ 太鼓の達人シリーズリンク 概要 2001年から稼働が開始され、その取っ付きやすさから子どもから大人まで人気が現在まで続いている『太鼓の達人』初の家庭用版。 仕様は『太鼓の達人3』がベースとなっており、家庭用版ならではの追加要素もある。 ※本作品は『わくわくアニメ祭り』までの家庭用版作品のベースになっているため、それらの共通点も交えて記述する。 特徴 アーケードモード 業務用版と同じ設定で太鼓の達人を楽しめる(ただし曲数は2曲に固定されている)。 当時業務用版での最難関コースの名称は「ドンだフル!コース」であったが、家庭用版では一貫して「おにコース」となっている。 後に業務用版に逆輸入され、『太鼓の達人7』から名称が「おに」に統一された。 ハイスコアを記録したり、隠し曲や難易度を解禁するための中心となるモード。一部の難易度ではクリアするとEDも見られる。 バトルコース アーケードモードでは、ノルマクリアを目指す通常のルールとは別に、2人同時プレイ時は「バトルコース」を選択的できる。 曲を選択すると画面に爆弾が現れ、コンボを繋げていくにつれて爆弾が大きくなりレーンが見辛くなっていく。 どちらか一方が爆弾に火がついている状態でミスをすると爆弾が爆発し、魂ゲージが減る。曲終了時に魂ゲージが多い方の勝利となり、2本先取で行われる。 曲毎に譜面の難易度は固定されている。基本的に子供向けの曲は「かんたん」コースの譜面になっているがナムコオリジナル曲は「ふつう」、「むずかしい」になっている。 フリーモード 現在の「演奏ゲーム」に近いモードであり、曲数制限がないので自由に叩くことができる。 あくまでも「フリーモード」なので、このモードで高得点を出してもハイスコアとして記録されない。練習には最適。 サバイバルモード 魂ゲージが満タンの状態で始まり、演奏中にミスをするたびに魂ゲージが減っていく。難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3種類。難易度ごとに曲数が決められており、全て演奏しきる前に魂ゲージがなくなるとゲームオーバーになるシビアなモード。 ただし、クリアすれば成績に応じて魂ゲージが若干回復する。 1作目であるからか、曲数に調整不足が見受けられる(詳しくは後述)。 こちらもクリアすることでEDが見られたり、隠し要素を解禁することができる。 ミニゲームモード 2つのミニゲームを楽しむことが出来る。 こちらも、特定の条件を満たすことで隠し要素を解禁できる。 はじめてモード 操作説明をバチお先生が丁寧に教えてくれる。 授業形式になっており、最終課題をクリアすることで見事卒業することができる。 経験者はスルーしそうな要素だが、実はクリアすると隠し音色が貰えるため必見。 評価点 専用コントローラ「タタコン」 タイトル通り、本作は太鼓型のコントローラであるタタコンが同梱されて販売された(後にソフト単品も発売)。業務用版の太鼓より小さいサイズではあるが、付属のバチでゲームセンターと変わらない感覚で楽しむことができる。 叩いてみればわかるが、その材質上バチで叩くと結構音が出る。タタコンを使ってプレイする時は周囲の配慮が必要なので注意したい。 ちなみにタタコンは2004年にグッドデザイン賞を受賞している。 オートプレイ機能 フリーモードの曲選択画面内でSELECTボタンを押すことによってオートプレイに切り替わり、お手本を見ることができる。 ちなみに当時、メカドンはあくまでミニゲームでの和田どんのライバル的存在であったためかオートプレイにしても演奏時のキャラクターは和田どん(かつ)のままである。 演奏を盛り上げる踊り子 1人プレイ時は画面下半分に踊り子が登場し、魂ゲージがたまっていくにつれて増えていく。 「すすめ!ドリラー」などのゲームミュージックやナムコオリジナル曲では、ナムコの他作品ゲストキャラクターも登場する。 バラエティ豊かな収録曲 収録曲数は全30曲と全体でみればそこまで多くはないものの、太鼓の達人の魅力でもある版権曲は13曲も収録されている。 今なお人気であり、家庭用版に何度も収録されている「夏祭り」をはじめ、「PIECES OF A DREAM」「travelling」「LOVEマシーン」といった当時流行の曲や、「Marionette」「ガッチャマンの歌」などの懐かしい曲までと幅広い。 2002年12月に稼働開始予定であった『太鼓の達人4』に先行して、「おさかな天国」「もじぴったんメドレー」「STEPPING WIND」なども収録。 隠し要素 主に「隠し曲」「隠し難易度」「隠し音色」の3種類があり、その解禁方法もさまざま。 このうち隠し曲は、本作では後作品と解禁方法が異なり「アーケードモードで特定の曲をクリアする」という条件になっている。 中盤の65連打が特徴的な「風雲!バチお先生」をはじめ、「ゴーゴー・キッチン」、「クラシックメドレー(ロック編)」など高難易度の曲が並ぶ。 隠し音色は「あかちゃん」「えいご」「おなら」などシュールなメンツばかり。デフォルトを含めて11種類あるので、好きな音色に変更して違った雰囲気で演奏を楽しめる。 ムービー OPは「太鼓の達人3」と同じ「虹色・夢色・太鼓色」であるが、草原や花火のグラフィックが綺麗になっている。 EDもバージョン違いを含めて3種類存在する。 賛否両論点 タタコンの反応について 「業務用版の太鼓よりも反応がいい」と評価する声から、「鈍くて強く叩かないと反応しない」と不評の声まで様々。 ただし、購入した時に反応が良くても使い続けているとタイミングがずれたりと段々と反応が悪くなるのは当然と言えば当然ではある。完全な使用感の再現に限度があるのは特殊デバイスを採用したアーケードゲームの家庭用全般の宿命でもあるのでやむを得ない側面もある。 業務用版から移植された曲で譜面変更されたものが多い。大抵は最大コンボ数が増えているが、「Marionette」のように他難易度と同一譜面になったことで逆に減少した曲もある。 こうした譜面変更を「やりごたえがある」と評価する声、「なぜ業務用版と違うのか」と不評する声、どちらもあり賛否が分かれている。 問題点 「わくわくアニメ祭り」まで共通の点 OPやEDに比べるとゲーム中のグラフィック・音質が粗い とはいえ、当時の業務用版も大体同じであるので一概に問題点とは言えないのだが。ちなみに当時のアーケード基板は初代PS互換のものであり、PS2互換の新基板になる『太鼓の達人7』まで基本的にグラフィックは変わっていなかった。家庭用では、アーケードに先行して『四代目』で既に新バージョンのグラフィックが投入されている。 BPMの遅い曲では、音符がすごく左右にブレまくる。 権利関係によるものか、音源がカラオケのようで、歌も本人とあまり似ていない版権曲が多い。原曲を知っているプレイヤーにとっては気が抜けてしまうことも。 ロードが頻繁に入る 後作品と比較すると、モードや難易度を選択する度に若干のロードが入っており、その時間もやや長め。 ミニゲームモードでは他のミニゲームを選択しようとしてそのゲームを終了すると、モード選択画面に戻されてしまいテンポが悪い。 タイミングの判定とゲージは当時から見てもかなり厳しい。 可、不可判定が現在より広い、音符の並びが統一していない事もあり、現在の感覚で全良を取るのは至難の業だろう。 ゲージも現在よりも重めで、「ふつう」コースの★×5以上の曲はフルコンボ達成しても可が多いとクリアラインに到達出来ない程。 演奏オプションが「オートプレイ」のみ 倍速やノーツを隠す、1ミス強制リザルトなどのオプションは未実装。そのため上級者は飽きやすく、またBPMの遅い曲の対策といったこともできない。 演奏オプションは後作品で徐々に追加されていくことになる。 一部全ての難易度に譜面が収録されていない曲がある。 ナムコオリジナルや隠し曲で「かんたん」の譜面が未収録ということはよくあったが、本作では「むずかしい」も未収録である曲が存在する。 『あつまれ!祭りだ!!四代目』以降では全曲が全難易度で譜面作成されるようになった。 成績表示がやや面倒 総合・曲別ハイスコアはせっていモード内で観覧することができるが、曲別ハイスコアは業務用版と同様、すべての曲のハイスコアが下から流れてくるという仕様。 ハイスコアを見たい曲が後半の方にあると、それを見るために少し待たなくてはならない。本作はアーケードモード内でハイスコアが確認できないので煩わしさを感じる。 演奏中にポーズメニューを出せない 最初からやり直したり、途中で止めて曲選択画面に戻ることができない。家庭版用としての配慮が欲しかったところ。 モード・曲選択画面ではポーズメニューを出せるが、1,2つ前の画面に戻すだけであり、現在のように音色を変更するということはできない。変更するにはせっていモードを選択しなければならないのが面倒。 あてにならない難易度表記 現在よりも難易度の基準が曖昧・他難易度と同一である譜面が多いため、詐称と呼べるものも逆詐称と呼べるものも多い。基本的にあまり信用しない方がよいかもしれない。 本作でよく挙げられるのは「おに」の「たのしい太鼓道場」。最初は簡単なリズムだが、中盤からいきなり発狂する上にBPMが上がるという現行基準で考えても★×5では明らかに難易度詐称な譜面。曲の途中で「ちょっと難しくなるよ」とバチお先生が声をかけるが、それどころの譜面ではない。譜面分岐ありの「むずかしい」コースも同様に★×2でありながら道中は難しく、中盤から発狂に入る際で分岐出来る達人譜面はなんと「おに」と同じ譜面で史上最大の詐称曲とされている。逆に玄人以下はかなり簡単になるが、当時の譜面分岐曲は達人譜面に合わせてゲージの伸びが設定されているので、玄人以下だとノーツ数が少なくなる影響でゲージが稼ぎ辛い。 その凶悪さから「たのしくない太鼓道場」とか「はげしい太鼓道場」と呼ばれることもある。 「むずかしい」以下の難易度は当時から見ても非常にハイレベルであり、現在で見ると詐称といえる曲ばかり。 「かんたん」コースでも8分が多めで、特に「ふつう」コースは当たり前の様に16分が登場する為、「ふつう」適正者は注意が必要。 人気曲である夏祭りは現在と違いふつうコースでは最高レベルの★6であり難しいコースとあまり変わらないレベルの譜面で、多くの一般プレイヤーをノルマ落ちにさせた事で有名。 「むずかしい」も「おに」譜面と同一、似ている譜面が多い。 これらのような極端に難しい曲は後の作品で収録された際には譜面が変更され簡略化されている。 本作の問題点 アーケードモードにおいて、総合ランキングにランクインしないと曲別ハイスコアが更新されないバグがある 得点の低い曲を中心にプレイすると、せっかく記録を更新したのにネームエントリー画面が出ないことも。 隠し曲の出現条件が不親切 本作ではアーケードモードで各楽曲毎に決められた特定の曲をプレイする必要があるがその曲が全くのノーヒント。 この為自力だと片っ端から色々な組み合わせを試していかないといつまでも解禁出来ない。 次回作以降は選曲を問わず「ふつう」コース以上で2回クリアする毎で出現するよう大幅緩和された。 モードを選択するたびにプレイヤーエントリーを要求される。業務用の雰囲気を出したかったのかどうかはともかく、いちいちテンポが削がれる要因となっている。 モードを選択時にエントリーを要求される問題点は、『あつまれ!祭りだ!!四代目』にも存在する。 サバイバルモードについて 後作品とは異なり、「決められた」曲を連続で演奏するため、後述の仕様もあって飽きが来るのが早い(というよりは、1回クリアしたら再びやる気になれない)。 サバイバルモードでは「かんたん」は7曲、「ふつう」は15曲を叩ききるとクリアとなる。 「ふつう」の時点で結構ハードなのに、「むずかしい」に至っては30曲、つまり全収録曲を叩ききらなければならない。 大体クリアするまで1時間はかかると思っていいだろう。もはやサバイバルではなくて苦行の域である。 「ふつう」では後半からは何故か「むずかしい」譜面に変わり多くのプレイヤーを苦しませた。 本作は2人プレイ未対応(『ドキッ! 新曲だらけの春祭り』以降は2人プレイも可能となった)。 ミニゲーム「ボスドンマラソン」も長い。本当に42.195km走らないといけないので、ミニゲームと言っている割にはクリアに7,8分以上かかる。ペース配分を考えないとすぐにスタミナが低下し長丁場になる。 せめて距離を選択できるようになっていたら…。ゲームそのものは楽しいのだが。 総評 第1作目ということもあって調整不足やテンポの悪さなどの粗が目立つが、『わくわくアニメ祭り』までの家庭用版作品のベースとしては確立しており、なにより家庭でも『太鼓の達人』が遊べるようになった功績は大きい。 20年以上前のゲームであるので、現行基準で考えると難易度はそこまで高いものではないが、懐かしさに浸りながらプレイしてみてはいかがだろうか。 太鼓の達人 ドキッ! 新曲だらけの春祭り 【たいこのたつじん どきっ しんきょくだらけのはるまつり】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2003年3月27日 定価 4,500円(税別) 判定 なし ポイント 前作の問題点をある程度改善上級者向け譜面が少ない 概要(春祭り) 『タタコンでドドンがドン』の続編。前作の問題点を改善し、より快適にプレイできるようになった。 特徴・評価点(春祭り) 前作で挙げられた問題点の改善・『太鼓の達人4』からの追加要素 全体 演奏時に、コンボを重ねていくと「50コンボ! (その後は100コンボ、200コンボと100コンボごとに)」と、和田どん(かつ)のボイスが入るようになった。せっていモードで「シンプルメニュー」に変更可能。一画面でモード・難易度・曲(ミニゲーム)の選択ができるため、ロードのストレスを緩和できる。 決定時の演出がスキップ可能になった。 アーケードモード バグの修正がなされた他、おにコースでもランクインが可能になったり、曲選択時にハイスコアが確認できるようになった。 サバイバルモード 全難易度で7曲に統一されたことによって前作での冗長さは解消され、2人プレイに対応した。一度クリアした難易度でランダムに選曲される「ランダムサバイバルコース」が出現し、何度でも楽しめるようになった。 ミニゲームモード 3種類と前作から1種類増加。「ボスドンマラソン」よりはサクサクと遊べるようになっている。 とはいえ、「じゃんけん」は運が悪いとなかなか勝負が決まらないし、「ギャラドン」も全ステージクリアすると2周目に移るので実質エンドレスではあるが。 収録曲 収録曲数は34曲と、前作から4曲増加している(もちろん全曲総入れ替え)。 「タッチ」や「TRAIN-TRAIN」などの現在でもライト層に人気の曲から、「地獄の太鼓辞典」「君に、ロマンティック。」といった前作では収録されなかったナムコオリジナルまで、本作も選曲は幅広い。 リズム難と独特の歌詞が特徴の「ミカシリーズ」第1作目の「エリンギのエクボ」は本作が初登場。 問題点(春祭り) 上級者向け譜面が少ない ★×7までの曲が多く、★×8~★×10の曲は4曲しかない。 本作のボス曲である「サタデー太鼓フィーバー」が唯一の★×10。全体的に難易度が下がったと考えられるが、上級者にとってはもっと歯応えのある譜面が欲しいというのが本音だろう。 総評(春祭り) 正統に進化している点が多く、『タタコンでドドンがドン』をプレイした人も快適に遊べる作品。 太鼓の達人 あっぱれ三代目 【たいこのたつじん あっぱれさんだいめ】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2003年10月30日 定価 4,500円(税別) 廉価版 PlayStation2 the Best2007年4月26日/2,667円(税別) 判定 良作 太鼓の達人シリーズリンク 概要(三代目) 家庭版用シリーズ3作目であり、本作からナンバリングがされるようになった。 基本的なシステムは『ドキッ! 新曲だらけの春祭り』と同じではあるが、ボリュームがさらに増加している。 評価点(三代目) (譜面的に)特徴的な曲の数々 収録曲数は39曲と、前作から5曲増加。高難易度・譜面のバリエーションが増え、上級者も充分に楽しめる。 『太鼓の達人』では初の高速ソフラン譜面「GOOD BYE 夏男」、★6でありながら低速ハネリズムで地雷譜面と呼ばれた「DIAMONDS-ダイヤモンド-」、低難易度だと思われていた童謡に革命を起こした高難易度譜面「いぬのおまわりさん」が挙げられる。それまでに見られなかったタイプの譜面は当時のプレイヤーを驚かせた。 ナムコオリジナル・ゲームミュージックも「KAGEKIYO」「ソウルキャリバーII」「メカデス。」(*1)など、現在も人気のある曲が多く収録されている。 極めつけは「2000シリーズ」第1作目の「さいたま2000」であろう。本作以降、2000シリーズは『太鼓の達人』のボス曲の代名詞となっている。 ミニゲームも4種類に増加。カオスさが増しており、「カレー早食い」では新キャラクターのインドンが登場(といっても現在はほとんど登場しないが)。 問題点(三代目) 初代から登場している演奏状況によって譜面が分岐するギミックであるが、本作は譜面分岐の曲が全難易度を通して1曲もない。 「さいたま2000」は「難しすぎて叩けない」という公式の判断により、現在の「普通」譜面のみ収録。 「「カルメン」組曲1番終曲」のみ何故か当時はおろか現在と比べても判定が激甘になっている。 どの位甘いかと言うと、可判定が狭くなっておりその分良判定が広がっているので、恐らく今全良した事無い人でも楽に取れるかもしれない。 総評(三代目) システムはそのままに、ボリュームと譜面の面白さが増した作品。 太鼓の達人 わくわくアニメ祭り 【たいこのたつじん わくわくあにめまつり】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2003年12月18日 定価 3,500円(税別) 廉価版 PlayStation2 the Best2007年4月26日/2,667円(税別) 判定 なし ポイント 問題点がボリュームに集中おにコースで初の初項・公差式採用本作限定曲が多め 概要(アニメ祭り) 『あっぱれ三代目』から2ヶ月も経たずに発売された、収録曲がアニメ中心(というよりほぼ全て)の番外編。なのだが…… 問題点(アニメ祭り) ボリュームが他作品と比べてかなり薄い 本作を語るうえでまず挙げられる問題点。どれをとっても薄いのである。並べていくと…。 全収録曲は19曲しかなく、これは業務用版『太鼓の達人1』よりも少ない(こちらは全25曲)。つまりはシリーズ最少収録曲数の作品であり、飽きが早い。隠し曲も1曲のみで、少ないと批判されている『ぽ~たぶるDX』の2曲よりも少ない上に、その隠し曲は「和太鼓戦隊ドンレンジャー」を1分30秒程度に短縮したバージョンと、『あっぱれ三代目』と完全にカブってしまっている。 同じコンセプトで出されたポップンミュージックの『アニメロ』より後だしなのにほぼ全ての要素で負けてしまっている。 隠し音色も10種類と、『タタコンでドドンがドン』よりもやや減少している。 ミニゲームモードが未収録。サバイバルモードはあるのだが…… アーケードから移植された「宇宙戦艦ヤマト」「ムーンライト伝説」は譜面変更されている。 前者は業務用版譜面を強化した感じの譜面になったが、後者は曲の長さ自体がアニメサイズに変更され譜面も全く別物になってしまっている。 新規で追加された「おに」譜面(*2)もサビ以外が「むずかしい」より簡単になっており、コンボ数もあちらより少なくなっている。 「むずかしい」の★×7、おにの★×10が存在しない。 よって、本作のボス曲は★×9である「Grip!」と「カサブタ」の2曲。上級者向け譜面が多くないので、歯応えが足りないように感じるかもしれない。 ちなみにバトルコースでは「カサブタ」が唯一の★×10である。 評価点(アニメ祭り) アニメを多く取り揃えていること 当時家庭用版でアニメは5,7曲程度しか収録していなかったので、18曲も入っているのは(全収録曲数に目を瞑れば)相当ボリュームがあると言ってもよいだろう。『あっぱれ三代目』から2ヶ月も経っていないので尚更である。 「ウルトラマンの歌」「宇宙戦艦ヤマト」といった懐かしの曲は勿論、当時放映されていたNARUTOの「遥か彼方」やONE PIECEの「FAITH」など。 定番のアニソンばかりを収録していないのも評価点。後作品のことを考えると、開発側がアニメの選曲方針を変えた作品とも言える。 本作限定の新曲・移植曲が多くあるので、挑戦してみたい人はソフトを取ってみてもよいだろう。 ちなみに本作初出曲で業務用版に移植されたのは「サザエさん」(*3)「キャンディ キャンディ」(*4)「勇気りんりん」(*5)の3曲のみ。 定価がミドルプライス(3,500円) これでフルプライスだったらさらに顰蹙を買っていただろう。現在はBest版も発売されているので、より安く手に入る。 しかし全19曲は『あっぱれ三代目』の半分以下の収録曲数であるので、それを考慮すると必ずしも安価とは言えない。 おにコースで初の初項・公差式を採用したこと ただし、現在のように難易度ごとに天井スコアの基準が厳密に決まっていたわけではないが。 総評(アニメ祭り) とにかくボリュームの少なさに不評が集まっている。逆に言えばそれ以外での問題点はあまりないため、収録曲数がもう少し多ければ良作にもなり得ただけに惜しまれる作品。 余談(アニメ祭り) 本作の反省を踏まえたからか、『とびっきり! アニメスペシャル』ではボリュームが倍増して登場することになる。 PS2にもかかわらず、ポケモンアニメの主題歌「アドバンス・アドベンチャー」が収録されている。 以降の続編ではポケモン関係の主題歌とBGMは任天堂ハードでしか収録されてない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25004.html
登録日:2012/04/13(金) 06 42 05 更新日:2024/01/01 Mon 12 55 12 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 SORA アースライズ グリーゼ581 ゲーム コズミックバード シグナスウォール シリーズ ブンパソング ヘリオポーズ 太鼓の達人 火ノ鳥 SORAシリーズとは、太鼓の達人に収録されている、曲名が「SORA-○」(○はローマ数字)で始まる曲の総称である。 読みは「ソラ」。 この「ソラ」は宇宙のことを差し、いずれも宇宙をイメージした曲調となっている。 ■曲紹介 特筆されていない場合、譜面は全ておに譜面について書かれています。 SORA-Ⅰ アースライズ Wii2で初登場し、AC13に移植。 ★×8、450コンボ、BPMは134。 アースライズとは、月から見た地球の出のこと。 宇宙をイメージしたゆったりと神秘的な曲調。 譜面は、リズム難にたまに24分音符の混ざる難解なもので、★8では詐称。 クリア・フルコン難易度はSORAシリーズの中で最高クラスだろう。 SORA-Ⅱ グリーゼ581 SORA-Ⅰと同じく、Wii2で初登場し、AC13に移植。 ★×7、567コンボ、BPMは144。 グリーゼ581とは、太陽から20光年離れたM2.5V型の赤色矮星のこと。つまり実在する星の名前。 バイオリン主体の曲。落ち着いていながら気高く、大人びた印象の曲調。 譜面は12分音符が主体だが、レベル相応以下程度の簡単な譜面。しかしSORAシリーズでは二番目に音符が多く、BPMも高い。ただレベルは最も低い。 SORA-Ⅲ ヘリオポーズ AC14に初登場し、Wii3に移植。 ★×9、537コンボ、BPMは135。 ヘリオポーズとは、太陽から放出された太陽風が、星間物質や銀河系の磁場と衝突して、完全に混ざり合う境界面のこと。つまり太陽風が何かに中和される場所のことって感じ。 アースライズを彷彿とさせる曲調。こちらの方がやや明るいか。 譜面もアースライズと似た感じではあるが、それと比べると稼ぎ所が多いため、唯一の★9だが逆詐称気味とされる。 この曲のみは新筐体ニジイロ2022verには収録されていない。 SORA-Ⅳ ブンパソング AC14に収録。 ★×8、555コンボ、BPMは130。 「ブンパ」が何なのかは不明。ググるとBUMPA、分波、部分パーマなどが出てくるがおそらく関係はないだろう。 SORAシリーズ唯一のボーカル曲。歌い手はトータル・エクリプス 2035を歌っている愛原圭織。 動物(頭に木の葉とあるので狸か狐?)が宇宙に憧れて色々空想している歌。歌声も相まって非常に可愛らしい曲調。 譜面は12分主体の跳ねたリズム。全体的に割と簡単だが、最初のゴーゴータイムの直前に24分13打の発狂があるのでフルコンは難しめ。 SORA-Ⅴ コズミックバード PSPDXに収録。 ★×8、354コンボ、BPMは135。 宇宙を飛ぶ電波っぽい曲調。何かがくるくると飛び回っているようにもとれる。 譜面は24分が主体で、跳ねていて非常に精度が取りにくい。 癖も強いので個人差も大きい。 I~VをプレイしたいならWii超豪華版を買うべし。これら五曲が全て収録されている。 SORA-Ⅵ 火ノ鳥 新筐体ソライロver.の6月のドンチャレ解禁曲として登場。 ★×9、666コンボ、BPMは169。 譜面作成はエトウ。頻繁に拍子が変わり、奇数打と偶数打が入り乱れるため、リズム難の要素が強い。 前半は16分主体、後半は12分主体の譜面に切り替わるのも特徴。 最後に12分の複雑な長い複合がコンボを切りにかかる。 この曲の収録で新筐体のナムコオリジナル曲は100曲に到達した。(隠し曲を含む。) ちなみに101曲目はあの万戈イム-一ノ十だった。 SORA-Ⅶ シグナスウォール 新筐体ブルーver.にて、夏のどんメダルショップのご褒美として登場。ニジイロVer現在は一般解禁されており、カード無しでもプレイ可能。 ★×10、839コンボ、BPMは180。 7作目にしてシリーズ初の★10であり、シリーズ内最高のノーツ数とBPMを持つ。 「シグナスウォール」は、はくちょう座の尾部に位置する北アメリカ星雲を形成する一部分の名前。シグナルウォールではないので注意。 平均密度はあまり高くない上に単純な配置も多いが、12分,16分,24分が入り乱れる部分もある為、非常にテクニカルな譜面となっている。 演奏時間が長い上に譜面傾向が激しく変わるため、フルコンボ、特に全良難度は非常に高い。 クリアのみに関しては易しめと言うプレイヤーも多いが、あくまでも他の★10の譜面もある程度こなせる事が前提である。★10をあまり触った事がない、あるいはリズム難が苦手なプレイヤーは心してかかるべし。 追記・修正は夜空を見ながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/12081.html
今日 - 合計 - 太鼓の達人 わくわくアニメ祭りの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時56分26秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/idolish7tw/pages/1500.html
六彌 凪[太鼓之達人應援團!] 稀有度 SHOUT BEAT MELODY SSR 6590 4110 3600 隊長技 隊伍的Shout值有100%的機率大幅提高 魅力技能 優雅靈活的應援 效果 LV.1 80%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限2次! LV.2 80%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限3次! LV.3 90%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限3次! LV.4 90%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限4次! [部分編集] 取得方式 『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人』復刻限定高級甄選開始!、『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人』復刻限定高級甄選開始!!-2021 獲得物品 服裝
https://w.atwiki.jp/kourou/pages/229.html
太鼓の達人Wii ドドーンと2代目! 太鼓の達人Wii ドドーンと2代目! GAME ID スコア変動でMAX 魂ゲージ増えたらMAX コンボ増えたらMAX 魂ゲージ変動でMAX 必ずフルコンボ コメント GAME ID S2TJAF スコア変動でMAX C2047DA4 00000002 3E0005F6 3810E0FF 900300D8 00000000 魂ゲージ増えたらMAX C2047E44 00000002 38002710 901F00DC 60000000 00000000 コンボ増えたらMAX C2047918 00000002 3860270F 907A00EC 60000000 00000000 040479D4 60000000 魂ゲージ変動でMAX 04047E40 38002710 必ずフルコンボ 040477EC 3B800004 040478A4 3B800004 040478A8 939A0028 040478AC 48000014 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/19555.html
たいこのたつじんおりじなるさうんどとらっくどんだふる【登録タグ CD CDた 佐藤貴文CD 全国発売 暴走PCD】 前作 本作 次作 太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック 「サントラ2008」 太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック「ドンダフル!」 太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック 「フルコンボ!」 緑字はVOCALOID曲を収録していないCD 佐藤貴文(BNSI) cosMo(暴走P) 発売:2011年12月21日 価格:¥3,150(税込) 流通:全国 レーベル:日本コロムビア CD紹介 バンダイナムコゲームスの音楽ゲーム『太鼓の達人』シリーズから最新収録曲を集めたサウンドトラック。 CD2枚組の大ボリュームで登場。 曲目 Disc1-16:わんにゃーワールド / うた:下田麻美・鏡音リン・鏡音レン Disc2-14:初音ミクの消失-劇場版- / うた:初音ミク ・・・その他、非VOCALOID楽曲69曲の計71曲収録。 リンク 特設ページ Amazon 太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック コメント 曲数多すぎワロタwwww -- 名無しさん (2011-12-11 17 22 50) 本当だ!多っ!! -- とある名無し (2011-12-11 22 06 54) 劇場版ってなんだ?新曲? -- 名無しさん (2011-12-11 22 40 06) 計71曲ww -- 名無しさん (2011-12-11 22 43 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8317.html
太鼓の達人 ドコどんRPGパック! 【たいこのたつじん どこどんあーるぴーじーぱっく】 ジャンル 和太鼓リズムゲーム 対応機種 Nintendo Switch 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 ドキドキグルーヴワークス 発売日 2020年11月26日 定価 6,100円 プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 劣化ゲー シリーズファンから不評 ポイント 移植度は全体的に低めバグが多い上にアップデート対応も杜撰 太鼓の達人シリーズ 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ニンテンドー3DSで発売された『太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険』と『太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー』の2作品のカップリング移植版。 太鼓の達人シリーズで過去作をリメイク・移植したソフトが発売されるのは本作が初となる。 移植を担当したドキドキグルーヴワークスは同ハードの前作に当たる『Nintendo Switchば~じょん!』を開発した実績があるが、HDリマスターの制作は初となる。 評価点 移植元のソフトより通常楽曲が6曲追加されている 追加された曲は「マリーゴールド」「シャルル」「ロキ」「Pretender」「紅蓮華」「命に嫌われている。」の6曲。うち、「Pretender」と「命に嫌われている。」の2曲は家庭用作品初収録であり、特に「Pretender」はACではサヨナラとなったためこの作品でのみ遊べる譜面となった。 一部の楽曲が本人音源化 数は少ないが、移植元のソフトではカバーとして収録されていた曲が、本作で本人音源での収録になっているものがある。 リトライする際の時間は非常に早い 「最初からやり直す」を選んだときの画面の切り替わりの速さは過去最高クラスである。リトライの手間がかからない点は特筆に値するだろう。 3DS版の問題点を改善した 例えば『時空大冒険』ではボスに遭遇した時のフェードの高速化、編成する仲間のリストが12個から15個に増加、突撃ゲージの攻撃中に敵のHPが0になるとすぐに攻撃を止めるようになった、手動セーブの高速化、新規の時代に行く時のトビラの演出の削除によるスムーズ化など、多くの箇所が改善されている。 『時空大冒険』の原作には実装されていなかった真打オプションが本作では使用可能になっている。 ただ、原作にない要素を実装することに失敗したためか後述のバグが発生してしまったのだが…… 賛否両論点 ダウンロードコンテンツ非対応 近年の太鼓の達人シリーズはダウンロードコンテンツも充実していたが、本作では珍しくダウンロードコンテンツに完全非対応である。移植元の『どんとかつの時空大冒険』と『ドコドン!ミステリーアドベンチャー』はダウンロードコンテンツの配信も活発に行っていただけに、移植元ではできた曲を追加できない点は従来のファンをメインに批判されやすい。 これはゲームを発売する前からきちんと公式から明言されていたので、理解した上で購入するのが望ましい。 一部の要素がオミットされている 『時空大冒険』に収録されている「千本桜」「ふな ふな ふなっしー♪」「カールのうた秋」「買ってロック」の4曲は諸事情により再収録されず、曲がオミットされた。(*1) ふなっしーの場合は曲だけでなく、ゲームを進めると入手できるふなっしーのきせかえ、ふなっしーの音色、ストーリーモードに登場するふなっしーのキャラクターなど、ふなっしーに関連する要素は全てオミットされている。(*2) 過去作との収録曲の被りが非常に多い リメイク作であるが故、仕方ない点だが、毎作購入している層にとっては追加された6曲以外は全て過去作と同じ楽曲で構成されており、新鮮さが感じられない。 過去に発売された『太鼓の達人 特盛り!』でも、収録曲が被っている点でシリーズファンから不評を買っていた前例があるにもかかわらず、収録曲が移植元と完全に丸被りで、新規に追加された楽曲はたったの6曲しかないため、毎作購入しているユーザーから不満の声が相次いでいる。 また、家庭用に初めて収録された曲に限れば新曲はたったの2曲しかない。それ以外の新規追加楽曲は、過去作のダウンロードコンテンツで配信されているため、それを目当てで買うなら、わざわざこの作品を買うよりダウンロードコンテンツとして追加した方が明らかに安く済む。 家庭用として完全な新曲として収録された2曲は「Pretender」と「命に嫌われている。」の2曲だが、「命に嫌われている。」は後に発売された家庭用作品でデフォルト収録されているためますます本作を買う価値が低くなっている。 しかし「Pretender」はアーケードからは削除されており、現在は本作以外ではプレイすることができないため本作の価値は非常に高くなった。 問題点 全体的に移植度が低くバグも多い 『時空大冒険』のラスボスは原作では体力が回復する演出があるが、本作ではその要素が無くなっている。 これは仕様なのかバグなのかは不明だが、原作の演出を完全に再現しきれておらず、体力を回復しない分、原作よりラスボス戦の難易度は低下している。 かといって、本家『時空大冒険』のラスボスの譜面には全く同じ場所に2個音符が重なっている箇所があるため普通にプレイしていると確実に音符を叩き損ねてしまうという明らかにバグと思わしき配置があるが、その部分だけは忠実に再現している。そんなところを再現してどうする。 『ミステリーアドベンチャー』のラスボスは3DSの2画面構造を有効活用した妨害攻撃を行うが、Nintendo Switchでは当然再現ができないため妨害の方法がまるっきり別物となっている。 これにより原作と比べて本作のラスボスは明らかに難易度が高くなっている。苦肉の策だったと思われるが、本作の杜撰な完成度からすると無理に移植する必要があったのかは疑問。 ただ原作ではステータスが体力が多いだけで妨害が弱く歴代最弱のラスボスと評価を受けており、前座の方が強いとまで言われていたので、この変更でようやくラスボスらしくなったと言える。 何故か全曲全譜面に0.95倍程度の低速オプションが付いている。原作ではそんな仕様は存在しておらず、同機種で発売されている『Nintendo Switchば~じょん!』でもそのような仕様は存在しない。据置機で発売された作品の中では本作特有の謎仕様である。 画質や音質に関しても同ハードで発売された『Nintendo Switchば~じょん!』と比べ、悪くなっている。画面は妙にぎらぎらしており音質も移植元の3DSからそのまま引っ張ってきただけで据置機にしては低音質となっている。 『時空大冒険』で、HPを回復する仲間をパーティに入れていると、時折味方を攻撃して味方のHPを逆に減らしてしまうバグが発覚している。 後のアップデートで「一部不具合を修正した」と声明は出されたものの、明確にこのバグには触れていないため、現在このバグが修正されているかどうかは不明。 難易度選択画面で特定操作を踏むと十字ボタンとスティックの操作とホームボタンしか受け付けないバグも発見されている。 こうなるとホームボタンを押してもう一度ゲームを再起動するしかない。 + 後のアップデートで修正された点 発売時はタッチの感度が非常に低く設定されており、触っても全く反応しない事例が相次いだ。タッチプレイでのフルコンボはほぼ不可能であり、商品失格レベルの不具合と言っても過言ではない。 『時空大冒険』に収録されている裏譜面が存在する曲のほぼ全ての真打での配点がバグっており、本来の天井スコアから30万点近く下回っている曲や、逆に10万点近く上回る曲も存在した。 太鼓の達人シリーズのゲームであるにもかかわらず、発売時はJoy-Conを使った「フリフリ演奏」や、公認ライセンス品の「太鼓とバチ for Nintendo Switch」がストーリーモードで一切使用できなかった。 真打を使用してプレイしても100コンボごとに「+10000点」と表示されていた。真打を使用してプレイしている場合は実際は100コンボごとに10000点は加点されない。 アップデート対応が杜撰 上記の、タッチプレイの際に全く反応しないバグは2回目のアップデートで感度が高くなるように設定が変更されたが、今度は逆に感度を高くしすぎたせいで多重反応が出るようになったり、連打中に画面上を撫でるだけで異常な打数が稼げるようになるなど、これはこれで不具合とも言えるような極端なアップデートを行った。 現在は、『Nintendo Switchば~じょん!』と同じような感度になり遊びやすくなったが、最初の時点で不具合を正常に修正しないアップデートを行った点はとても褒められたものではない。 「太鼓とバチ for Nintendo Switch」、「フリフリ演奏」がストーリーモードでも使えるようにアップデートされたのは、ソフト発売から約3ヶ月後のことである。 「太鼓を叩く」ことがコンセプトのゲームで、ボタン操作オンリーの状態で発売したことももちろん問題だが、対応するまでにあまりにも時間がかかりすぎである。 実は、両方のストーリーモードでこれらが全く使えないと発売前から事前にアナウンスされていた。そのため、もともと対応させるつもりはなく、ユーザーからの不満の声が上がった結果改善された点だと考えられる。 おそらく、マップ移動や、『ミステリーアドベンチャー』で任意のタイミングで使うことができる「太鼓魔法」に割り当てるボタンの設定に困ったからだと思われる。 現在、「太鼓とバチ for Nintendo Switch」でプレイする際はLRボタン同時押しで「太鼓魔法」が使えるようになっている。マップ移動は接続しているJoy-Conで操作し、演奏が始まった時は「太鼓とバチ for Nintendo Switch」で操作できるようになっている。 真打の配点バグが起きていた曲や、撫でるだけで異常な打数を出せた時に記録した曲のスコアがアップデート後でもリセットされていない。 バグのせいで本来の真打の天井スコアを上回っている曲のスコアは状況次第でアップデート後に二度と自己ベストを更新できないスコアのまま残ることになってしまった。 画面上を撫でるだけで異常な打数を稼げた不具合を利用して記録したスコアにもノータッチである。 つまり、不正に近かろうとハイスコアを狙う場合は現在のアップデートが適用される前にタッチ操作をやった者勝ちになってしまった。 無論、このゲームは1人用なので気にならない人は気にならないが、SNSなどを通じてスコアを競うこともできるため、正攻法でハイスコアを狙って頑張っていたユーザーから怒りの声が上がっている。 バグ配点で出されたスコアを正常な配点から計算しなおして記録を上書きするようにしたり、天井点を上回っている記録や、不具合を利用して出したスコアだけをリセットする方が良かったのは明らかであり、これもベストな対応をしているとはとても言えない。もっとも、不具合を使用した記録かどうかの判断は不可能なため仕方ないかもしれないが… 太鼓チームは、2007年に発売された『太鼓の達人DS』では、バグ発覚後にバグの存在しない修正版への交換や初期版のROM回収を迅速に行った実績や『太鼓の達人 ムラサキVer.』では批判が続出したアイドルマスター楽曲の旧譜面をちゃんとユーザーのニーズに応える形で復活させるなどバンダイナムコの中でも珍しくサポートが丁寧な方だと言われている。このこともあってユーザーから大きな信頼を得ていたが、今回の非常に杜撰な対応はその信用を大きく傷つけたことになるだろう。 1人プレイオンリー 対人プレイもウリの一つである太鼓の達人シリーズで唯一、2人以上でプレイできない。完全に1人用のゲームである。 移植元は通信プレイを使って2人以上のプレイも可能であるため劣化移植と言える。 総評 3DSで人気を博した作品をSwitchに移植するケースは少なくないが、『太鼓の達人』が移植された事や旧作の楽曲が再収録されたのは珍しいケースとなった。 しかし、タッチの感度が低かったり、元の音質が低かったり、DLCの曲が未収録であったりと、オリジナル版をプレイ済みのユーザーにとっては手放しでほめられない点が多い。 オリジナル版をプレイ済みで勝つ本作独自の欠点に目をつぶれるユーザーや、本作が初プレイの新規ユーザーであればそこまで気にせずプレイできるだろうが、そうでない人にはあまり勧められない出来になってしまっているのが惜しいところである。 余談 海外展開は3DS版の『時空大冒険』は韓国でのみローカライズされたが、本作は『ミステリーアドベンチャー』を中心にアメリカや中国、欧州等向けに初めてローカライズされた。 既に韓国にローカライズされた『時空大冒険』はそのままではなく1から翻訳し直している。 欧州版は日本の CERO B に相当するレーティングである12歳以上対象に指定されている。楽曲の歌詞がレーティングに引っかかるためである(*3)。 本作より前に発売された『グルーヴコースター ワイワイパーティー!!!!』の一部隠し曲ではCEROに合わない歌詞には規制音が掛けられていた。 現在、2作品がまとめて収録されている本作とは別に『太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険』と『太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー』がダウンロード版ソフトとして個別販売されている。 しかし本作発売から、2作品が個別販売される約5ヶ月後までの間に、個別販売を行う旨のアナウンスが一切なかった。それまではどちらか片方の原作をプレイ済みでも、内容が被ることを承知で本作を買うしかなく、無駄な出費をする羽目となっていたため、対応が疑問視された。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/50340.html
【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ 『太鼓の達人』のナムコオリジナル楽曲を集めたCD群 第4作「ドンダフル!」2011年12月21日発売。 収録曲は「わんにゃーワールド」「初音ミクの消失 ー劇場版ー」。 第10作「たこやき」2018年6月27日発売。 主な収録曲は「にんじんにん」「ドキドキ恋の予感!?」。 第12作「かきごおり」2018年7月25日発売。 収録曲は「SstTAarR*」「Calculator」。 第18作「EDMコレクション」2022年2月24日発売。 収録曲は「哀 want U」 第19作「エレクトリックエモーションコレクション」2022年3月4日発売。 主な収録曲は「テルミービート」「トオリヨ」。 第23作「オールタイムベストコレクション」2022年10月13日発売。 収録曲は「4+1のそれぞれの未来」 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼
https://w.atwiki.jp/idolish7tw/pages/1501.html
八乙女 樂[太鼓之達人應援團!] 稀有度 SHOUT BEAT MELODY SSR 4080 3430 6550 隊長技 隊伍的Melody值有100%的機率大幅提高 魅力技能 瀟灑霸氣的應援 效果 LV.1 每過21秒就有36%的機率使分數提高700 LV.2 每過20秒就有38%的機率使分數提高1211 LV.3 每過19秒就有40%的機率使分數提高2055 LV.4 每過18秒就有42%的機率使分數提高4002 [部分編集] 取得方式 『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人』復刻限定高級甄選開始!、『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人』復刻限定高級甄選開始!!-2021 獲得物品 服裝
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6648.html
太鼓の達人 レッドVer. 【たいこのたつじん れっどばーじょん】 ジャンル 和太鼓リズムゲーム 対応機種 アーケード 発売・開発元 バンダイナムコエンターテインメント 稼動開始日 2016年7月14日 プレイ人数 1~2人 判定 良作 ポイント アイドルマスターコラボイベントを再び実施古めのナムコオリジナル楽曲の復活が目立つ段位道場に「外伝」が登場本編の段位道場の評判は過去最悪 太鼓の達人シリーズ 概要 評価点 問題点 総評 概要 新筐体シリーズ8作目。 段位道場に「外伝」が追加され、今までのように純粋に実力を測る段位ではなくユーモアにあふれた楽曲で構成される「お題」が追加されるなど、やりこみ要素が追加された。 評価点 過去に収録されていたナムコオリジナル楽曲の救済 今作では、今まで復活しなかった昔のナムコオリジナル楽曲が多く復活し、古参ユーザーを喜ばせた。 「シャイニング65」、「どん子のファーストデート」など、かなりマイナーな楽曲も収録された。「どん子のファーストデート」には新規で裏譜面が作成され、昔の譜面と同時に目新しさを付けて復活し、新参のユーザーでも十分に楽しめる内容となっている。 今作で追加された新曲は旬の時期に追加されているものが多い 普段の太鼓の達人では、新曲が入ったとしてもヒットを記録してから時間が経ち、旬を過ぎつつある時に収録するなど収録のタイミングが悪いものが多かったが、今作では売れてからそこまで時間が経っていないうちに収録が決定した版権曲が多い。 また、旬の曲ばかりでなく、デジモンアドベンチャーの「Butter-Fly」など、古参のユーザーにもウケの良い楽曲が収録された。 アイドルマスター シンデレラガールズ関連楽曲の追加収録 収録された曲は今作だけでも計7曲。今作では今までで初となるソロ曲も収録された。 なお、「華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~(裏譜面)」には同じく中二病要素が多く含まれている「闇の魔法少女」の譜面が引用されていたり、「あんずのうた」では最後の連打で一切働かない(叩かない)と玄人譜面に分岐するなど、曲の特徴を活かして凝った譜面が作成されている。 また、好評だったためか、アイドルマスター シンデレラガールズのコラボキャンペーンも再び行われた。 今回のコラボキャンペーンで、前回のぷちキャラも復興され、前回でコンプリート出来なかったプレイヤーにも配慮がされている。 また、このイベントで収録が決まった「Tulip」をLiPPSのメンバー全員がプレイする動画が期間限定で公開された。太鼓の達人には詳しくないアイドルマスターPにも嬉しいファンサービスである。 段位道場 外伝の追加 段位道場に、実力の指標を測ることが目的である正規の段位とは違ったお題が楽しめる。 精度は関係なくとにかく接続力を求められるお題や、とあるシリーズの曲のみで固められたお題など正規の段位とはまた違った難しさとユーモアを持ち合わせており、評価は良好。 称号の獲得難易度によって色分けされるようになった 従来の称号では、どんな称号を付けていても背景が木目調で固定されていたが、今作では称号の獲得難易度によって4種類の色分けがされるようになった。 基本的に、獲得難易度が最も高い称号が紫色・何らかの曲をフルコンボした際に貰える称号が金ピカ・何らかの曲をクリアした際に貰える称号が虹色・プレイしただけでも貰えるような称号が従来の木目調となっている。 紫色の称号は、過去の段位道場の最高段位を取得・公式大会でエリア大会優勝以上の成績を収める・天下一音ゲ祭のエリア大会優勝以上の成績を収めたユーザーしか付けることができないため、現時点では紫称号の獲得は破格の難易度であると同時に希少価値が極めて高い。 問題点 段位道場について 全体的に前回より難易度が上がったが、一部の段位が適正者に対して条件が厳しい物や選曲に疑問が浮かぶ段位がある。以下が批判を多く受けている段位である。 初級~五段 たたけた数の基準が全体的に高めに設定されている。連打で稼げれば一見簡単そうに見えるが、難易度難しいの五級の時点で最低でも秒速10打以上、初段から秒速15打~20打近くの連打速度が求められる。 秒速10打越えになって来ると、普通の連打では難しい数値であり、20打近くは常人の場合は特殊な連打法でないとほぼ出せない数値である。 これらの数値はあくまでも普通の合格でフルコンボした場合の最低速度であり、金合格を目指す場合や不可を出すと必要な連打速度は更に上がる。 一級より厳しい二級や、初段以上では普通の合格でも約秒速20打求められる二段が一番難しく、四段の12打が一番緩くなっている等、前後のバランスも釣り合っておらず、一部の段位は飛ばして、精度に自身があるなら連打が求められない六段から受ける方が良いと言われる始末。 ちなみにこの秒速20打がどれ位速いのかは、ナムコオリジナルの「DON T CUT(裏譜面)」にある風船を見れば判る。 この結果ムラサキの九段と同じくフルコンボしたのに連打が足りず不合格になる事態が起こり、最終的に最も厳しい二段の不合格率が十段並の多さであり、この前後に失敗率が集中していた。 九段 2曲目「New World」 計75回ものBPM揺れや24分と16分の混じった複合など低速以外のほぼ全てのリズム難要素が詰まっており、初出のホワイトver.では特殊な解禁条件(*1)も相まって全良者が3日出なかった問題児楽曲が九段の2曲目に居座り、苦戦するプレイヤーが続出した。 後にこの曲はニジイロ2021ver.において一段下の八段3曲目に選出され、またしてもドンだー達に衝撃を与えた。 十段 2曲目「Ignis Danse」 天下一音ゲ祭出身の楽曲で、難易度ごとに見た目BPMが異なる12分ハネリズム地帯のゴーゴーを筆頭に、HS変化や低速、BPM246の24分3連打など曲中のほぼ全域に事故要素があるリズム難譜面。 可の許容数が75未満から50未満と、難化した条件に対しての不相応な選曲に、課題曲発表日には運営の公式Twitterが荒れる事態を引き起こした。 余談だが、2023年の段位道場の課題曲候補としてこの曲は 玄人 課題曲候補に選出されており、太鼓チーム内でも不相応な位置だったことは暗に認めているようだ。 玄人 2曲目「VERTeX」 後述の名人3曲目に話題を持っていかれがちだが、この譜面もかなりの難易度不相応譜面である。 対応が難しい高速ソフランが連発し、譜面自体もひっきりなしに音符が詰め込まれているため対策は必須。名人課題曲と比べても全く見劣りしない超高難易度譜面である。 また、可の許容数が従来の50未満から40未満と10個も減らされており、2曲目の難易度の高さも相まって、本作以降の段位道場を含めて歴代玄人最強との呼び声が高い。 「やりごたえがある」と捉えられたプレイヤーもいるが、急に難易度が上がりすぎて諦めたプレイヤーも多い。 名人 3曲目「FLOWER(裏譜面)」 この作品最大の問題点と言っても過言ではない。 キミドリVer.でロール処理という特殊な技術がほぼ必須な楽曲として大きく賛否が分かれていたが、その楽曲があろうことか段位道場の名人の課題曲として収録され、大きな波紋を呼んだ。 特殊なテクニックを問われ、この譜面以外でロール処理という技術を磨ける譜面はほとんどない。他の課題曲と比べて求められる要素があまりにも違いすぎるため、正式な段位の課題曲としては相応しくないとの声がかなり多い。 また、可の許容数も従来の可25未満から可20未満と5つも減らされて厳しくなっており、課題曲に目を瞑ったとしても単純に難易度が高くなっている。 超人課題曲全般 1曲目が「BLAZING VORTEX(裏譜面)」、2曲目が「美しく忙しきドナウ(裏譜面)」、3曲目が「冷凍庫CJ ~嗚呼面太鼓ブラザーズ~」となっているが、2000シリーズの難曲で構成されている前(々)回に比べると、3曲とも超人の課題曲にしては弱めとされる。条件もこの段位のみ一切変わっていない。 特に問題なのが、3曲とも「FLOWER(裏譜面)」でほぼ必須のテクニックとされるロール処理は全く使わなくても攻略可能な譜面であることで、名人より超人の方が簡単との声が多い。「名人と超人の課題曲が逆になってるのではないか?」という説も出てくるほど難易度がアンバランスとなっている。 そのため、ロール処理が上手くできないため名人は受からないが、その上の段位の超人は受かる自信があるというプレイヤーが続出し、名人や超人に挑戦できる実力を持つ多くのプレイヤーから怒りを買う結果となった。 「FLOWER(裏譜面)」よりも攻略の難易度の高い譜面を課題曲にしていたら多少批判は抑えられたことは明白であり、課題曲はきちんと適正通りに見極めて選出すべきだっただろう。 ちなみに、段位道場は「初級」~「十段」までの段位は受けるかどうかは任意で決めることが出来るが、「玄人」以降の段位では、その1つ手前の段位を合格していないと挑戦する権利を得ることが出来ない仕様である。そのため、上記の通り超人を合格できる実力があるにもかかわらず、玄人でストップさせられたプレイヤーが多くなってしまった。 これにより、本作以降から段位道場を一切プレイしなくなった人や、見切りをつけてゲームそのものを辞めてしまったトッププレイヤーも存在する。 ナムコオリジナルの新曲が少ない 評価点に書いたようにナムコオリジナルの旧曲は多く復活したのは良いが、その分ナムコオリジナルの新曲の収録頻度が低い。 古参ユーザーからのウケは良かったものの、主に新参ユーザーを中心に新曲の少なさに不満を抱くユーザーも少なくはない。 また、復活曲も古くから人気の高かった「風雲!バチお先生」や「エゴエゴアタクシ」などは好評だが、それ以外の楽曲は昔でも人気があったとは言い難い(いわゆる空気曲)ものが選出されており、そのチョイスに疑問を抱いたユーザーも多い。 新曲も毎回作ることは難しいが、今作では良くも悪くも旧曲の復活が多く目立ちすぎているため、なおさら新曲が少なく感じやすい。 なお、今作のこの問題点はあくまでもナムコオリジナルの楽曲のみで、他のジャンルの収録曲・新曲は従来通り幅広く収録している。 本Ver.におけるボス曲のインパクトが弱い モモイロVer.で登場した「ドンカマ2000」「幽玄ノ乱」以降、キミドリVer.は「双竜ノ乱」「Xa(裏譜面)」、ムラサキVer.は「!!!カオスタイム!!!」、ホワイトVer.は「冷凍庫CJ ~嗚呼面太鼓ブラザーズ~」「アサガオ」「Gloria」、とAC初出の強烈なボス曲が登場してきた。 しかし、レッドVer.のボス曲に相当する「まださいたま2000」「束ね糸」「≠MM(*2)」は3曲ともCS初出。目新しさに欠けた。 「天照」「VICTORIA」「No Gravity」「そつおめしき2ばん」はAC初出のおに★10だが、これらはボスというよりも中ボスといった具合の難易度である。 次作のイエローVer.では、ごほうびショップの仕様変更により、定期的に新しい曲をリリースしやすいように改善された。 例えば、2017/5/31にイエローVer.で追加された「8OROCHI(裏譜面)」は初見でのインパクトがすさまじい★10のAC新曲である。 一方、度が過ぎた高速処理譜面(*3)が追加されなかったことに安堵したユーザーもこれまた多く、この点は賛否両論と言えるか。 アイドルマスター シンデレラガールズのコラボキャンペーンのぷちキャラに関する問題 前回のコラボで入手できたぷちキャラが今回のコラボキャンペーンで復興はされたものの、前回とは違い1人のアイドルに3枚のチケットを欲求される。 前回のコラボキャンペーンでは「3人1パックで3枚のチケット」「2人1パックで3枚のチケット」などと少しお得に貰うことができたが、今回のコラボではパックでの交換が無いためお財布に優しくない。 このチケットはアイドルマスター関連楽曲を1度でも遊んだ1クレジット分で1枚となっているため、前回のコラボと同様に、チケットを貯めるためには強引にでもアイドルマスター関連の楽曲をプレイしなければいけない。 なお、1クレジット分の中で、たとえ1曲目と2曲目の両方でアイドルマスターの楽曲をプレイしたとしても、貰えるチケットの枚数は1枚のみ。 今回のコラボキャンペーンでは、何故かチケットをドンだーひろば上に貯めておける枚数に制限が課せられ、最大でも5枚までしか貯めておけない。 前回のコラボの際に、「チケットが余り過ぎて困った」という意見を取り入れたものだと思われるが、これではプレイ前にドンだ―ひろばのチケットの枚数を気にしがちになってしまい、気軽に遊べない。 そして5枚ためた状態で1人交換すると2枚余るので、無駄なく交換するには「1人交換→追加で1クレジット分遊ぶ→もう1人交換」という面倒な手順を踏むことになる。せめて上限6枚なら2人分一気に交換できるのに… 一部に段位道場の課題曲としてのみでしか遊ぶことが出来なかった楽曲が存在する 「ヒカリノカナタヘ」、「絶望へのトッカータ」、「ラーメン de Yo-Men!!」、「≠MM」の4曲は、段位道場・段位道場 外伝のお題の課題曲専用として収録されただけで、一般解禁はされなかった。 公式も一般解禁は出来ないと明言しており、バグではなく仕様である。 段位道場限定として収録するつもりだったとはいえ、「ヒカリノカナタヘ」、「絶望へのトッカータ」、「≠MM」は元から人気の高い曲だったため一般解禁されないことを残念がるプレイヤーは多い。 「≠MM」と「ラーメン de Yo-Men!!」は、次作のイエローVer.にて隠し曲として解禁されたが、「ヒカリノカナタヘ」(*4)と「絶望へのトッカータ」は未だに一般解禁されていない。 総評 いままでほったらかしに近かったナムコオリジナルの旧曲を豪快に放出した作品で、古参のユーザーからは特に評価されている。 もちろん、古参のユーザーだけを尊重したシステムではなく、ちゃんと個性豊かな新曲も収録されており、新参に近いユーザーでもいつも通りの太鼓の達人が楽しめるだろう。 ただし、段位道場のバランスは過去最悪と言ってよく、この点は批判の声が多い。批判の声が多かったためか、次作以降では段位道場のバランスが良い方向に調整されつつあり、評価は回復傾向にある。